なぜあの人はすごい人脈を作れるのか

昨年から、ハリウッド大学院大学の教授であり、非言語研究の第一人者として政財界のトップクラスを指導し、信用を集めている佐藤綾子先生と一緒に仕事をさせてもらっていますが、ずっと一緒にいるといろんな事が分かってきます。

 

例えば、とにかくマメ

 

彼女の人脈は層の高さも広さもすごいのですが、「ただの知り合い」というだけではなくて、皆さんが尊敬しているような人から尊敬されての人脈なんです。

 

一緒に何らかのパーティーに行くと、

「佐藤先生、やっと会えましたね!」

「まさか来てくれるとは思ってなかったよ!」

「このところ来てくれないから寂しい」

と、ほんとに笑顔で挨拶をしに来ます。東証一部上場の会長クラスが。

ずっと見てると分かりますが、お世辞とかではなく本心でこう言ってるんです。

本当に会えたのが嬉しくて、歓迎しているのが伝わってくる。

 

なんでこういった本当に価値のある人脈が作れたかを考えてみると、要因はたくさんあります。もちろん彼女の専門である自己表現の力というのは大きいですし、「日本人には自己表現力が必要だ」という主張には、立場が上の人ほど共感するというのもあるでしょう。

 

その上でやっぱり大きいなと思うのは、とにかく対応がマメで早いこと。

 

どこかであった人には必ず手紙やメールで御礼とご挨拶を送るし、数十人、数百人に送付物を送る場合でも、それぞれの送付状に手書きでメッセージを入れて送ります。

ものすごく手間がかかりますが、これをやられて嬉しくない人はいません。

しかも、最近は誰でもDMに慣れきっていますから、明らかに多数に送られているものについては関心を向けなくなっている傾向にあります。でもその分、「自分のためだけ」に送られていると感じられると、より嬉しく感じるんじゃないでしょうか。

 

筆不精でめんどくさがりな私は、本当に見習うべきだなぁと常に思わされます。

 

それから、情報量がすごい。ニュースからも読書からも常に情報がアップデートされ続けている。

最近毎日会っているので当然いろんな会話をするわけですが、「そんなニュースありましたっけ!?」みたいな話題もスッとでてくる。

齢71にして、誰よりも脳がアップデートされているなって毎日思います。

 

この人に会ったら新しい情報が聞ける!おもしろい話が聞ける!

と思ったら、その人と会うこと自体が楽しみになりますよね。その積み重ねが彼女のすごい人脈につながっているのではないかと思うのです。

 

これらは、やればいいと分かっていてもなかなかできないことなんじゃないかと思います。

こういう当たり前の事をきちんとできる人が、尊敬される人になるんですね。

私も意識して頑張ってみようと思います。

皆さんも、今よりちょっと意識してみては?