初対面でも信用を得る!私がやってる3つの事

「諸君、まずは全てを疑いなさい」
「私だって教師として間違ったことを教えるつもりはないが、正しくないことを言ってしまうかもしれない。だから、全てをそのまま受け取るのではなくて、自分で確かめなさい。」

これは私の恩師(副担任だった大ベテラン)が最初のHRで一言目に放った言葉です。
私は“物事の本質を見抜きなさい”という意味で解釈しています。

私の解釈は置いといて、こんな事を言われずとも世間一般には“疑ってかかる”ことが普通になっていますよね。
テレビや新聞、ウェブ、ビルの看板や駅に張られたポスターなどなど、溢れんばかりの広告を目にする現代においては、
疑うことがもはや必須スキルとも言えるでしょう。

さて、ここで考えてみて欲しいのは、“あなたはどれだけ信用される人ですか?”ということ。

初対面の人から一発で信用されるでしょうか?それとも胡散臭い人だと思われてますか?
あなたのオススメが、相手の判断に影響を与えるでしょうか?
あなたから紹介した人が無条件で信用されていますか?

ぶっちゃけ、あなたが無条件で信用されるような人であれば、大抵の事は上手くいきます。
そして、普通は信用って時間をかけてじっくりと築き上げていくもの。
おいそれと信用なんて手に入らないし、簡単に手に入ったら何の苦労もありません。

とはいえ、初対面で信用を得ることが出来ない訳ではありません。
むしろ、初対面で胡散臭いというレッテルを張られる前に信用される下地を作ることは必須でしょう。

では、初対面で信用を得るために私がやっていることを3つお伝えしましょう。

1. 遅刻をしない
当たり前ですが、特に初対面の人と会う時には遅刻しないようにしましょう。
第一印象って実は“会う前”から決まってしまうことがあります。
それは、事前にSNS等で写真を見たことがあるとか、共通の知人から話を聞いていたとかいう要素もありますが、
どう転んでも会う前からマイナスにしかならないのが、遅刻をすること。
初対面にも関わらず遅刻してしまうと、その時点で大きなマイナスを背負うことになるということを肝に銘じておきましょう。
(ちなみに、最近の私は相手に遅れて来られる確率が70%くらいです。おかげで、こちらに有利に交渉を進めさせてもらってます。
この辺はまた後日。)

2. 説得力のある服装
第一印象に関して、服装が与える影響はとても大きいです。
多くの人は仕事の時にスーツを着ると思いますが、シャツの選び方ひとつで印象が全く変わります。
私が全くオススメしないのは、ダブルカラー(二枚襟)やボタンダウンのシャツ。
そもそも装飾度の高い服はカジュアルとされるので、仲良くなってからはともかく、ビジネスで初対面の相手には向きません。
そして、ダブルカラーは一瞬で胡散臭さを醸し出します。

“説得のエキスパート”として知られるデイヴ・ラクハニはその著書の中でこう言っています。
「あなたは自分が今いるポジションに相応しい人物に対して期待される服装、もしくは顧客と同等か顧客より1ランク上の服装をする必要がある。」
“1ランク上”の意味するところについては長くなるのでまた別の機会にしますが、服装はとっても大事なのです。

3. 夢や野心を語る
自分の仕事で最終的に成し遂げたいことがあるなら、語りましょう。
なんの漫画だったか忘れてしまったのですが、「人は正しいことを言っている人よりも、正しい事を言ってそうな人を信じる」というセリフがありました。
これはその通りだなと思ったのですが、本当のことを言ってそうな人という意味でいうと、自分の内面をさらけ出している人は裏表なく信用できそうな気がしますよね。
その中でも夢や野心はよりその人の純粋な気持ちに近い部分ですから、これをさらけ出している人は信用されやすいですね。
さらに、夢を語っているときは自然と熱が入ってしまうもの。なので、相手に熱が伝われば何らかの協力をしてもらえる可能性も高まります。
本気で目指す先があるなら、語ってみましょう!

以上、明日からでも使える信用を得る方法をお伝えしましたが、これらはあくまで表面的なテクニックです。
一番大事なのは、あなたの人格そのものを磨くこと。そしてそれは当然ですが一朝一夕ではできません。
色んなテクニックを身に着けると同時に、人格を向上させる為の學びを続けていって欲しいと思います。