ビジネスマンが約束に遅刻してはいけない3つの理由

「前の予定が押してしまった!」
「電車に乗り遅れた!」
「渋滞が・・・!」

仕事をしていると、次の約束に間に合わなくなってしまう時もありますよね。
でも、絶対に遅刻はするべきではありません。

 

1. プレゼンの時間が減る

まず第一に、終わりの時間や次の予定が決まっている場合、単純に自分の持ち時間が減ります。
つまり、自分や商材の良いところをアピールする時間が減ります。
一般に、長く語れば語るほど説得力が増します。
相手にとってのメリット・デメリット、使用者の証言・おすすめコメント、商材にまつわるストーリー等、伝える情報が多いほど信頼性が積み重なり、説得しやすくなります。
ところが、本来であれば1時間で話す内容をあなたの遅刻により40分で話さなければならなくなったら、単純に積み重ねられる信頼が2/3になってしまうことになります。
これは大きな損失ですよね。

 

2. 印象が非常に悪くなる

あなたは相手が遅刻してきたらどう思うでしょうか。
「遅刻してくるなんて素敵!」と印象が良くなることは無いと言えるでしょう。
既に良い関係が構築されている相手であれば大きな問題になることはないかもしれませんが、
特に初対面の相手の場合、会う前から相手を不愉快な気持ちにさせてしまいます。
心理学でいう「従属の心理」ですね。
マイナスから始まる商談が非常に厳しいものになるのは、皆さんご存知ですよね。
わざわざ自分から不利な立場に立つのは避けましょう。

 

3. 相手の要求が通りやすくなる

遅刻をしてしまうということは、自分が負い目を感じてしまうということ。
相手に対して負い目を感じてしまうという心理は、その後の交渉にも無意識に影響を及ぼします。
「相手に待っていてもらう」という要求を呑んでもらっているので、自分も「何か返さなきゃ」という心理になってしまうのです。
これは返報性の原理ですね。
本来よりも1つ高いプランに加入したり、そもそも断っていたかもしれない交渉を承諾したり・・・
そういうことが起こりやすくなってしまいます。

 

ちなみに、どうしても遅刻してしまう場合には出来るだけ早めに相手に連絡しましょう。
その際、遅れる時間を多めに伝えておくのがポイントです。
なぜか?それはまた別の機会に。