リモートワークや外出自粛で家にいることが増えましたんじゃないでしょうか。
私も基本はずっと家にいるのですが、空いた時間はほとんどNetflixやAmazon Primeを見ています。
いやー、便利で面白い。
この数ヶ月でかなり観てしまいました(笑)
映画やドラマ、アニメも見るんですが、一番のお気に入りはスポーツドキュメンタリー。
ラグビーやアメフト、バスケのプロチームの裏側や素顔が見られて面白い。
チーム作りの勉強にもなりますしね。
さて、このドキュメンタリー番組。
元々ファンだったチームの素顔が見られる場合はその事自体が嬉しい事なんですが、
ここで注目したいのは「好きでも嫌いでもない、特に興味がなかったチーム」の番組を見た時の話です。
彼らの1シーズンを追体験した結果、そのチームや選手のファンになってしまっているのです。
ちょうど今日からNFLの新シーズンがスタートしていますが、出演していた選手は(移籍でチームが変わっていても)応援してしまうし、
実際グッズを購入してしまいました。
なんという番組の威力!
よほど悪どい事をしているのでなければ、あなたのビジネスが嫌われているということはないはずです。
ならば、思ったように売上が伸びない理由は、‟知られていない”か“興味がない”かのどちらかでしょう。
そんな時には、あなたが実際に仕事をしている姿やプライベートな部分を見せるのは強力な武器になり得ます。
実際、舞台裏を見せるというのはビジネスにおいてもとても有効です。
例えばあるビール会社が、それまで業界内のどこもやっていなかった「製造工程の様子を見せる」というCMを放送したところ、売上が8位から2位に躍進した事例もあります。
工場見学を行うことも直接的には見学後の製品売り上げにつながりますし、製品や会社に愛着を持ってもらえれば息の長い顧客になってもらえることもあるでしょう。
究極的には、横浜DeNAベイスターズがやったように、チームの舞台裏を密着取材して、それ自体を映像コンテンツとして販売することもありえるでしょう。(かなりハードルは高いですが)
製造過程や仕事風景など、“素顔”を見せるということも、マーケティング戦略に取り入れることを検討してみましょう!