さて突然ですが、皆さんは自身のことを経営者だと考えているでしょうか?
もちろん企業を経営している方や個人事業主の方はそう考えているでしょうが、
その他の方々はどうでしょうか?
私は誰もが経営者意識を持つべきだと考えています。
なぜならば、自分の人生を一つの企業と考えた場合、あなたは自分の人生の経営者に他ならないから。
何で収入を得て、誰をパートナーにし、何に資金を使うか等々、人生であなた自身が決めなくてはならない事は沢山あります。
そしてそれらは、企業の経営者が考えるべきことと同じなのです。
方針、お金の管理、人事、営業、法律・・・経営者が考えるべきことや決めるべきことは沢山あります。
ですが、社員や専門家に外注できることというのも結構あるもの。
例えば、お金の管理は経理担当者がいるし、営業活動にはセールスマンを雇い、法律関係は法務部や顧問弁護士に任ている会社はいくらでもあります。
でも、経営者が絶対に自分でやらなくてはならない機能があります。それがマーケティング。
なぜなら、マーケティングとは“いつ”“どこで”“誰に”“何を”“どうやって”売るかを決める事、
すなわちその企業の存在意義や方針を決定づける物だからです。
この部分を手放してしまったら、もはや経営者とは言えないでしょう。
個人の規模で考えたとしても、これは重要な要素です。
いつから、どこで、どんな仕事をして、何を成すのか。
最終的に成し遂げたいことは何なのか?そのために必要なことは何なのか?
真に自分の人生を歩きたいと思ったら、絶対に考えなくてはならない事だと思います。
もちろん、全員が起業するべきだとか企業の経営層を目指すべきだと言っているのではありません。
会社員として収入を得るのも、公務員になるのも、芸人や歌手や芸術家になるのだって立派な選択肢です。
大切なのは、どういう方針で生きていくか、何をもって社会に貢献するかをきちんと考えるということ。
人や時代にただ流されているだけでは、誰かの都合のいいように使われて終わってしまいます。
これからは、一人一人により専門的なスキルや知識が必要になるでしょう。
そんな世の中で、あなたはどんなポジショニングを取りますか?
ぜひ考えてみましょう!
どうすればいいか分からないという方、自信がないという方はぜひご相談ください。